2016秋期 ネットワークスペシャリスト 合格記
受験・合格がわかってしばらく経ちましたが、2016年10月16日に、ネットワークスペシャリストを受験してきましたのでその記録です。
ネットワークスペシャリストとは
「ネットワークスペシャリスト」の資格は、IPAのサイトを見ていただくとして、今回で私は3回目の受験です。
過去は「テクニカルエンジニア(ネットワーク)」という名称で、学生時代に1回、社会人になって2年目で2回目を受験し、ものの見事に玉砕しました。
社会人10年目にして、再度奮起しもう一度受けてみようと考えました。
勉強期間は1か月しかなかった…でもやるしかない
2014年に情報セキュリティスペシャリストを受験したこともあり、問題の傾向はなんとなく覚えています。計画では3か月の勉強期間…のはずでしたが、諸事情で手をつけられたのが試験1か月前。何かに呪われている気がします。
試験はある意味、午後が本番です。そのため午後に重点を置いた勉強を行いました。
午前対策はIPAで公開されている過去問をひたすら解く。平成20年から27年までの過去問(春・秋)をすべて解き、問題とそれに対する回答をひたすら覚えました。午前は似た問題、過去と同じ問題が出ることも多く、1週間前までは手をつけませんでした。
午後対策は、本を読み込み、自分なりに理解し、アウトプット(書き出す)するという方法です。
書籍は、私自身がネットワークに関係した仕事のため、基本事項は大体理解していたこともあり、最近の傾向と午後問題対策のポイントを押さえる対策本を使いました。
仕上げとしてはIPAで公開している平成20年から27年までの午後の過去問を全てやりました。納得のいく回答ができるまで、何が足らなかったのかを考えながら繰り返しやります。
学習に利用した書籍はこれら。
特に外で読むにはちょうどよいポケット本は、最後の追い込みでは重宝しました。
2016年度 秋季試験の感想
今回は、かなり短期間に詰め込んでやったせいか、午後2の過去問をやっているときは試験直前で息切れしてました。
あとは仕事の経験でどうにかなった点も多かったです。完全にわからずに埋めたところが少なく、理解した上で設問に取り組めたかなと。試験毎の感想を記載します。
午前1
試験時間は50分で退出不可。計算問題は後回しにして、まずはわかるところをマークしていきます。
規定や法律など、馴染みのない部分も出てきますが、想像しながら消去法で攻めていきました。
午前2
ここからがネットワークスペシャリストの問題が始まります。試験時間は40分で退出不可。
午前と同じく計算問題は後回しにしました。IPのサブネットマスク関係の計算は、01表記にして確認。ロンゲストマッチの問題だけども、実はネットワークアドレスの範囲に入っていないなど、ちょっとした複合問題もありました。
昼休み
午後が12時半からなので、昼休みの時間は受験者も多いので、外食はできないと思った方がいいでしょう。あらかじめ買ってから試験に臨むのをお勧めします。
たまたま近くにスーパーがあったので、早めに買い出しをしてパンを食べながらポケット本を読み返していました。
午後1
ここからが、試験の本番です。試験時間90分で、途中退出可の試験(退出不可時間あり)。
穴埋め、記述式、時々作図があり、3問中2問を選択します。
ここでどの問題を選ぶかという判断が入ります。私の場合、全体を確認して苦手な1問を選び、それ以外を解きました。
気をつけるのは90分の時間配分。時々、長い問題と理解に時間のかかる問題があると、1問解き終わった時点で50分経過とかありえます。今回は問3から始めたため、残り時間35分で残り1つを解くという状態になり焦りました。
午後2
午後2はラスボス。試験時間120分で、途中退出可の試験(退出不可時間あり)。
2問の中から1問を選びます。長文な上に問題数も多い。午後1と同じく、苦手なテーマは避ける手でいきます。
長文ですが、冒頭に「前提条件や現在の環境」、それぞれの設問は、大きな段落(?)ごとにわかれているため、途中まで読んで問題を解くということも可能です。
試験結果
結果は合格で無事ネットワークスペシャリストの資格を取得することができました。結果は12月7日と少し期間があき、その間、2chや解答速報などの提供サイトをみながら自己採点をして、悶々として過ごしましたが年末は気持ちよく過ごせた感じです。
最後に
何気なく受けたネットワークスペシャリストでしたが、やはり短時間でやるとなるとそれなりの労力がかかりました。ほんの数週間での出来事を書きましたが、何かの参考になれば幸いです。
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