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IT小屋台帳

アウトドアや趣味を満喫するための雑記

PMP受験2 学習方法と資料

 米国PMI PMP(Project Management Professional)を取得しましたので、その受験記です。

 今回は私が行った具体的な勉強法と資料について紹介します。

前回:PMP受験1 PMPとは

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 1.学習方法

  35時間の講習を受けながら以下のことを並行して行いました。

  1.  用語とその定義の理解
  2. プロセスの順と関連性の理解

  PMPは暗記物ではない!と言われますが、最低限は覚える単語や定義があると思います。47個のプロセス群と、各プロセス間の関連性を私は覚えました。

 ところが何種類かの模擬問題を解いてみたところ、暗記した単語の模擬問題は解けましたが、それ以外の正答率があまりによくないという結果でがでました。

 暗記物ではないといわれる理由がここになります。そこで次に行ったのがPMIイズムの理解です。

 

2.PMIイズムを理解するとは

  PMP試験では、PMBOKの理解度とPMとしての受験者の判断が問われます。

 PMとしての受験者の判断とは、「あなたならどうしますか?」という問いに対し回答できるようになるということです。

 PMBOKやPMI倫理・職務規定に沿った判断を行うこと、これがPMIイズムと呼ばれているものです。

 悩んだ末の学習方法として、

  • プロセスの具体的な例を自分の仕事に当てはめて理解
  • 実際に仕事で進めているプロジェクトの各要素が、どのプロセスに該当するのか考える。
  • 日本の社会文化として定着している行動をできるだけ見つけ出す

 ということを、繰り返し日々の中で行いました。特に3つ目の文化的なものは「あたりまえ」と思っていることが違っていたりするので要注意です。

 あとは問題を解きながら、その解説と必ずPMBOKを開き、該当箇所を開いて自分なりに理解をすることを繰り返しました。

 

3.受講した講習と参考書

 次に利用した講習と参考書を紹介します。

 

1)講習

 講習は、E-プロジェクトさんを利用しました。価格が安く、また質問や課題に対して丁寧に対応していただけたというところがポイントです。

 Eプロジェクト(http://www.e-project.jp/)

 申し込む講座によって講習形式、あるいはEラーニングでの35時間の学習を行うことができます。

 私は平日は仕事、土日は趣味に費やしたいので、Eラーニング形式の講座(pmp eラーニング講座)を受講をしました。模擬問題だけでなく、振り返りの記述式の問題もあり着実に進めることができました。

 

 

2)参考書

(1) PMBOK ガイド・マニュアル

 PMBOKの解説書です。600ページ弱もあるPMBOKのポイントが記載されており、プロセス群単位で解説しているのが特徴です。そのため各プロセスのインプットとアウトプットの流れをつかみやすい書籍です。模擬問題は付属しません。

 

(2)PMP試験合格 虎の巻

 通勤時の学習用として購入しました。各プロセスごとに解説と演習問題、そして実際の試験問題と同じ200問の模擬問題があり、多くの問題に触れることができます。

 ただし解説はざっくりとしか記載されていないため、これだけに頼るのはNGです。模擬問題はPMBOKの記載を抜粋した質問が多く、自然とPMBOKを開くようになります。

 

(3)PMBOK 第5版

 PMP試験のベースとなるガイドラインです。解説書や模擬問題の解説では、このガイドラインの章を記載していることが多いので、受験される方は持っておくことをお勧めします。なおPMI会員(有償)になると無償でPDF版がWebサイト入手可能です。

(4)PMI倫理・職務規定

 PMBOKには記載されないPMとしての倫理や規定が記載されています。PMIのサイト(翻訳されたものは日本支部)で公開されています。検索エンジンに「PMI倫理・職務規定」で調べるとすぐに出てくるかと思います。

 ここも試験対象となります。

 

3)その他

(1)クラムメディア PMP 問題集

 巷では有名なクラムメディアのインターネットのPMP問題集。スマホやPCから1000問以上の模擬問題を解くことができます。ただし記載や表記が第4版のものだったり、問題が意味不明だったりと悪い点もあります。

 計算問題の練習と用語の定義の暗記にはいいかもしれません。

 

 

 

 

4.おまけ

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 職場でいくつか質問を受けましたので、メモで記載しておきます。

 

 

(1)PMP試験の過去問はないのか?

 試験問題の口外が規約違反となるため、過去問がありません。そのため、類似問題、模擬問題という形で書籍に掲載されています。

 また定期的に問題改定が行われており、2016年1月12日以降の試験で、新問題に改定されます。

 

 

(2)PDUって?

 PMPの更新の際に必要なものです。 受験条件としては35時間の教育でPDUではありません。

 E-ラーニングで受験条件を満たそうとする場合には、更新のコースを選ばないようご注意下さい

 

 

(3)PMI会員になったほうがよいのか?

 PMI会員になると

 ・PDF版のPMBOKが入手できる(無償)

 ・受験料および再受験料が安くなる

 というメリットがあります。

  会社からの支援を受けない個人での受験を考えた場合、

 

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 円に換算($1=¥120)すると、一発合格では会員だと¥4,680お得になりますが、2回目での合格だと、逆転し会員の方が¥7,320お得になります。

 これにPMBOKの書籍代として、執筆時点ではAmazonで約¥7,000のため、会員での一発合格では約¥2,320、2回目では¥14,320お得になり、会員になることにメリットがあります。

 なお、私は保険という意味合いも兼ねてで会員になりました。

 

 

 

5.さいごに

 私のPMP合格に向けた勉強の方法と、資料、よくある疑問について紹介しましたが、これが正解の勉強法とは思っていません。そのため自身でいろいろと工夫しながら学習を進めてみてください。

 受験される方の合格をお祈りしております。